【 募集馬・残口 】
ストームハート' 22 の残口数が「残132口」、ベネディーレ' 21 「残218口」、エレナレジーナ' 22 「残156口」、フォーエヴァーユアーズ' 22 「残173口」、ミスペンバリー’22「残179口」、オピュレンス’23 「残99口」になりました (11/23 9:00現在)
23.11.23

ストームハート' 22の残口数が「残132口」、ベネディーレ' 21 「残218口」、エレナレジーナ' 22 「残156口」、フォーエヴァーユアーズ' 22 「残173口」、ミスペンバリー’22「残179口」、オピュレンス’23 「残99口」になりました (11/23 9:00現在)


ストームハート' 22
23.11.17
 シュウジデイファーム在厩。週2~3回BTCに通い、おもに坂路にてハロン18~20秒ペースのキャンター1本を消化しています。馬体重434kg(10月下旬測定)
「他馬の先導役を務めることが多く、前向きさがあって気のいい馬ですね。だいぶ肉づきも良くなってきましたし、身幅も出て、どちらかというとゴロンとした体型でスピード色が出てきた印象です。坂路でも問題なく動けていますので、やれば時計を出せそうなイメージを持っています」(岸本担当)

募集時のPOINT!
重賞を制したエイシンブルズアイを伯父に持つ、倶楽部出身馬ストームハートの初仔が登場。一番仔でもサイズ面に不安はなく、長めの脚や綺麗な骨格は父譲り、身幅や臀部のボリューム、筋肉量の多さや繋ぎなどは母譲りといった印象。手入れ時は大人しく、放牧地でも自ら喧嘩を仕掛けるようなことはしないものの、他馬が執拗に絡んできた際などは白黒をハッキリとつけたいタイプで、気持ちの強さも持ち合わせている。
父系の血統の良さと距離の融通性、母系のスピードと底力がうまく集約されているようにも思われ、本馬にはオールマイティな活躍を期待したい。

ストームハート' 22
栗東・田中克典厩舎予定
牝1歳 鹿毛 2022.02.27生 新ひだか産
父:リアルスティール 母:ストームハート (母の父:Uncaptured)
販売総額 2,200万円 / 総口数 2000口
一口価格 11,000円



ベネディーレ' 21
23.11.10
 ある程度の時間をかけて成長を促しつつ乗り込んでいくため、本日、京都府綴喜郡の宇治田原優駿ステーブルに移動しています。
「走行フォームの改善を意識しながら、坂路で半マイル58秒まで乗っていました。馬に走ろうとする気持ちがありますので、それなりに動いてくれるのはいいのですが、まだ背中をうまく使えていない分、前後駆のつながりや全身のまとまりといった点ではこれからといった感じでしょうか。一気のペースアップとなると『もう少し成長を待ってあげた方がいい』(調教師)のかもしれません」(小泉厩舎長)

募集時のPOINT!
現時点であまり背丈が高くない分、兄姉の同時期に比べるといくらか小ぶりではあるが、しっかりと幅があり、全体的にボリューミーで筋肉質の好馬体。父譲りの競走馬らしいピリッとした気性をしており、放牧地ではダッシュ良く、見映えのする体をパワフルに使い、わき目もふらずに疾走する姿が強く印象に残っている。トモの運びなどは兄姉以上に好感が持て、母の産駒に共通する筋骨隆々の体つきと父の気持ちの強さがうまくマッチすれば、大駆けがあっても何ら不思議ではない。短めの距離のイメージもあり、比較的早めのデビューを視野に入れていけそうだ。

ベネディーレ' 21
栗東:田中克典厩舎予定
牝2歳 青鹿毛 2021.01.30生 新ひだか産
父:リオンディーズ 母:ベネディーレ (母の父:クロフネ)
販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
一口価格 9,000円



エレナレジーナ' 22
23.11.17
 吉澤ステーブル在厩。BTCのあらゆるコースに入り、ハロン20秒ペースのキャンターを上限として乗られています。馬体重397kg(11月中旬測定)
「調教内容によってまだ体重や具合が変動しやすい状況ですので、軽目を挟みながらペースを上下して乗っている段階。当初は首を振るなど集中力が散漫でしたが、ここにきてだいぶ解消され、前向きさが出てきましたね。日々飼葉を完食してくれるとはいえ、体つきはまだ細身。目下は本馬の成長に合わせた調教メニューで進めながら体力面や動きの基礎を固めていきたいと思います」(本田広報担当)

募集時のPoint!
2歳新馬戦を快勝した母が送る待望の初仔。母の募集時と瓜二つのシルエットやサイズ感が頬笑ましく、現時点ではまだ幼い体つきに映るものの決して細身ではなく、当歳時の体型や放牧地でのトモの蹴っぱりなどを考えれば、これからの成長により本来の姿に戻るにつれて、その良さが際立ってくるものと思われる。テンションはやや高めであるが、父の産駒にしては我慢が利いており、放牧地では派手に喧嘩をすることもない。ダイナカールの名牝系とオルフェーヴルが持つ爆発力の融合にかかる期待は大きく、比較的短めの距離、ダートにも楽しみがありそうだ。

エレナレジーナ' 22
美浦:加藤征弘厩舎予定
牡1歳 鹿毛 2022.03.10生 新ひだか産
父:オルフェーヴル 母:エレナレジーナ (母の父:ノヴェリスト)
販売総額 2,400万円 / 総口数 2000口
一口価格 12,000円



フォーエヴァーユアーズ' 22
23.11.17
 ファンタストクラブ内木村牧場在厩。先月末より着手した初期馴致を滞りなく終え、現在は乗り慣らしを進めています。馬体重432kg(11/3測定)
「環境の変化により飼葉喰いがひと息でしたので、移動後2週間ほどはウォーキングマシンと洗い場馴致で様子を見ました。慎重なスタートをきったこともあって初期馴致自体はスムーズでしたし、今は乗馬と一緒に小さな馬場に入り、騎乗馴致を行っています。第一印象は芝向きで手脚が軽いスピードタイプ。今月末から来月初旬頃のコース入りを意識して進めていきたいと思います」(川嶋担当)

POINT
遅生まれのため、サイズ面での成長はこれからになるものの、すでに力強さがあり、早生まれの馬たちに対しても堂々とした立ち回り。仏国の中長距離路線で7勝を挙げた母は少々頑固な性格の持ち主だが、募集本馬は悪さなどせずに人当たりが良く、これまで放牧を続けている中でケガや体質面で悩まされたことがない点にも好感が持てる。父は2世代連続で重賞勝ち馬を送り、種付け料が600万円にまで急騰。母の父はタイトルホルダーやソールオリエンスの大活躍により日本でも羨望の的。目を惹く馬体と血統デザインには計り知れないほどの夢が詰まっている。

フォーエヴァーユアーズ' 22
美浦・中舘英二厩舎予定
牡1歳 鹿毛 2022.05.16生 新冠産
父:シルバーステート 母:フォーエヴァーユアーズ (母の父:Motivator)
販売総額 2,400万円 / 総口数 2000口
一口価格 12,000円



ミスペンバリー’22
23.11.06
北海道・浦河のシュウジデイファーム在厩。ブレーキングを滞りなく終え、10月中旬よりBTC(軽種馬育成調教センター)入りを開始しています。馬体重435kg、体高157cm、胸囲176cm、管囲19.5cm(10月下旬測定)
「現在は週に2~3日ほどBTCに出向き、トラック2000mのウォーミングアップ後、坂路にてハロン20秒ペースのキャンターを1本。同時期のパンサラッサと同じくらいのサイズ感ですね。多少敏感なところがあるとは言え、兄のように立ち上がるようなことはしないですし、前向きで素直な性格の持ち主。飼葉をよく食べ、健康体です。気のいいタイプで行きっぷりも良好ですので、目下は我慢させるような走りを教えつつ、全身を使ったフォームで走れるようトレーニングを積んでいければと思います。楽しみな馬ですよ」(岸本担当)

募集時のPOINT!
世界を魅了した兄パンサラッサと同じくキングカメハメハ系種牡馬が配された募集本馬は、賢母が送るラストクロップ。小柄で細身に映った幼少期の馬体は春先頃から急成長を見せ始め、各所の肉付きが増すにつれて性格も勇ましくなり、運動量も増加。ミドルサイズの質感あるフォルムへと変貌を遂げている。人に対して従順な態度を示し、初期馴致も大人しくクリアできた経緯は頼もしく、兄姉それぞれが眩い個性を放つ優秀な血脈から、また新たなヒーローの誕生を予感。ダービー馬である父の色合いも濃く、距離の融通性がありそうだ。

ミスペンバリー’22
美浦・鈴木慎太郎厩舎予定
牡1歳 鹿毛 2022.03.25生 新ひだか産
父:レイデオロ 母:ミスペンバリー (母の父:Montjeu)
販売総額 5,000万円 / 総口数 2000口
一口価格 25,000円



オピュレンス’23
23.11.06
北海道・浦河の三嶋牧場(中期育成場)在厩。夜間放牧により管理されています。
「離乳して10月31日(火)にこちらへ移動してきたばかり。12頭のグループでお昼前から翌朝の6時まで放牧地で過ごしています。5月生まれの割にはしっかりとした体をしていますし、飼葉もよく食べてくれていますからね。これから厳しい冬を迎えますが、仲間たちと一緒になって成長してくれればと思っています。姉のティファニードンナもすごく素質を感じさせる馬ですし、祖母のRags to Richesに直接関わったこともあって、個人的にはかなり思い入れが強い血統馬です。加えて父の産駒も絶好調ですから、この先が楽しみでなりません」(前田マネージャー)

POINT
米国が誇る名門牝系に新進気鋭のスワーヴリチャードを父に迎えた垂涎の良血馬。母の豊富な乳量にも助けられ健康と好馬体を維持できており、5月生まれとしては平均以上のサイズ感。早い段階から他馬とのコミュニケーションが取れていた上に、物怖じすることなく人にも従順で落ち着き払っている。夜間放牧にもへこたれることなく、屋外では同期の牡馬に負けない走りで元気いっぱい。父の産駒の仕上がりの早さ、半姉が新馬勝ちの背景を考えれば遅生まれの心配もなく、イメージは芝の中距離。クラシック戦線を意識させる主役候補だ。

オピュレンス’23
美浦・蛯名正義厩舎予定
牝当歳 栗毛 2023.05.12生 浦河産
父:スワーヴリチャード 母:オピュレンス (母の父:Giant's Causeway)
販売総額 4,600万円 / 総口数 2000口
一口価格 23,000円